月別アーカイブ: 2013年10月

薪ストーブのある暮らし。

薪ストーブ

薪ストーブ

長野県飯田市の「風の学舎」という施設におジャマしました。

暮らしや住宅に関する雑誌に取り上げられるこの施設
なるべく化石燃料に頼らない生活を根本にしていて
電気は太陽光と風量
ガスは使わず、お風呂は薪ボイラーと太陽熱温水器
台所にはかまど、居間には囲炉裏と七輪。
その七輪につかう炭も山から切り出した小楢?などで
1週間火入れして炭を作るそうで、市販の炭よりも火持ちが良い。
居間には薪ストーブがあり
暖をとりながら、お湯を沸かし、下段はオーブンの役割を果たして
パンなどの焼き物ができる。

この薪ストーブに一晩で首ったけ。

静岡ほどの温暖地域は暖房設備も大して必要ないが
山から切り出した間伐材を使えば光熱費の削減はもちろんだけど
この火を見ながら過ごすという時間に
とても憧れを感じてしまいました。

化石燃料になるべく頼らない生活。
こんな生活、実は自分たちが生まれるちょっと前まで
普通に続けていた生活なんですね。

日本の森林資源は切り出す事が出来ずに放置されているが
ikpの家具の元になるスギ材もその一つで
燃料・資材はまだまだ地産地消の可能性が含まれているわけです。

すべては人と人の繋がりで。

イカピーの世界観

IKPイメージ

IKPはいろいろな人とのコラボで成り立つ古材家具のプロジェクトです。

昨日の打ち合わせランチで、今年を振り返ってみると
やっぱり人と人が繋がって、その新しい人からまた誰かに繋がるという
このプロジェクトを縁の下から支えてくれているのは
すべての出会った人によってだということが
言葉に出す事で再確認しました。
おとといのワークショップで「共通のゴールを共有し共感する」
という作業で大切なのは、言葉にしたり、文字に書き出すという行動だと。
普段じっくりと話しをする機会がなかなか無い人と
時間をあまり気にせず日頃の事を話しをする事で
自分の立ち位置を見直すことができました。

ある店舗改装のお仕事を通じて。

街角の自転車

街角の自転車

10月末にリニューアルオープンする店舗改装の家具や什器を担当しています。

その店、オープン後に人が集まる「コミュニケーションスペース」へと
業態転換をしながら運営する予定です。

そのオペレーションについて仲間とアイディアを出しながら
人が集まる事の価値と効果について、最大限に立地場所を活かす事ができるのかを
模索している最中です。

お店をオーナーの希望にあった作りにするのは、図面や仕様が決まればその通りに進めるだけなので
そこは今までの経験に沿った仕事+(プラス)その状況に合わせた新しいアイディアを盛り込んで
仕上げる事はできます。

でも、その後のオペレーションまでを考えるとなると、ただのオーナーの希望通りに作れば良い
というわけではなく、それに沿った仕様を加えて微調整にまで口を挟む事になりました。

今までとは違う仕事で楽しくもあり、経験値を積める貴重な仕事になりそうです。