意図するものと意図しないものの融合=古材家具ikp

Pocket

閉校の壁面

静岡の古学舎

デザインとは製作する者の意図。
世の中にありとあらゆる溢れる物には
すべて製作したものの意図がすり込まれている。
けれど、身の回りの古い物に注目すると
自然の影響や不特定多数の使用者によって
同じ物が2度と作り出せない独特のあじわいがある。
これは作る人が意図しなかったもの。

古材家具ikpが使う足場板。
現場でついたペンキのあとや古い鉄の錆びたあと
自然の雨風にさらされて風化した部分があり
意図しない表情が残されている。

この「意図しないもの」に
ikpは「意図的に」加工をし
新しい感覚を生み出しています。